
ねえゆう、昔も月に行った人がいるのに、どうしてまた行くの?

そこに気がついたんだね。今度は前とちがう計画があるんだよ
アルテミス計画は、月へもう一度行く旅


にゃんで、また月に行くの? 前に行ったんでしょ?

1960〜70年代、宇宙飛行士が月を歩いたんだ。アポロ計画っていうんだよ

アポロ計画で、人が月を歩いたんだね

今度の「アルテミス計画」では、もう一度人を月へ送ろうとしてるんだ

アルテミスって、へんな名前だね

月の神話に出てくる女神の名前が由来なんだよ。物語そのものじゃないけどね

にゃんと!! じゃあ月にねこじゃらし公園を作るの?

みいは、月にどんな公園を作りたいの?

ねこじゃらし公園で、毎日いっぱい遊ぶの!

まずは人が安全に仕事をできる場所を調べる準備をしてるんだよ

公園でもちがう道で発見があるし、月も新しい発見を探すんだね!
月へ行くのは、どんな乗り物?


ロケットに乗ったら、そのまま月に着くの?

いくつかの乗り物と場所を組み合わせて行くんだよ。大きなロケット「SLS」が宇宙船を打ち上げるんだ

ロケットが宇宙船を打ち上げるんだね

人が乗る宇宙船は「オリオン」。これで月の近くまで行くんだ

乗り物、いっぱいあるんだね。ゆう、まだ続くの?

遠いキャンプに行くとき、駅までのバス、荷物を運ぶ車、山小屋があるでしょう?

山小屋があるんだ!

月の近くにも、休けいする小さな拠点「ゲートウェイ」を作る計画なんだ

ぼくは山小屋に、おやつをいっぱい置いておきたいなあ

ゆう、またおやつの話? 月まで運ぶ荷物、重くなっちゃうよ!

ぜんぶが一度にできてるわけじゃなくて、少しずつ準備と試験を重ねているんだよ
月の南のほうには、なにがあるの?


月の南のほうに、なにを調べに行くの?

月の南極近くには、太陽の光がほとんど当たらない深い場所があるんだ

にゃんと!! 水が氷になって残っているんだね!

いつも日かげになってる氷入れって、氷が残りやすいでしょう? あれと同じだよ

じゃあ、月でかき氷だー!

おっきいのをつくって、みんなでたべようよ!

ま、まだそこまでは……。どんな氷か、くわしく調べてる段階なんだ

ええっ、かき氷じゃないの!?

氷は飲み水になるかもしれないけど、どこにどれだけあるかは、これから確かめるんだよ

まだ分かってないんだね。暗い場所を調べるの、ちょっとこわいかも……

……うん。みいがこわいときは、ぼくが隣にいるよ
月で学んで、もっと遠い宇宙へ


月の次は、どこに行くの?

これから月で宇宙服や電力、通信の使い方を練習していくんだ

月で、いろいろなことを練習するんだね

いきなり遠い山のてっぺんを目指すより、近くの山でテントの使い方を練習するでしょう?

うん、いきなりだと大変そう

月は、もっと遠い宇宙へ行くための、大切な練習場所なんだよ

じゃあ次は火星、その次はもっと先!?

あこがれるねえ。でも一歩ずつ確かめるのが、遠い旅の近道なんだ

一歩ずつ確かめるなら、ちょっと安心だね!

いろんな国やチームが力を合わせて、計画を進めているんだよ

みんなで力を合わせて、少しずつ進めているんだね!
ねこ換算


月までの距離は、1匹を約50センチとして、ねこを鼻からしっぽまで並べると約7億7,000万匹ぶん

にゃんと!! そんなに!?

毎秒1匹ずつ並べても、並べ終わるまで約24年もかかる遠さなんだよ
3ぎょうまとめ
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アルテミス計画は、人がふたたび月へ行き、長く活動する準備を進める計画
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ロケットや宇宙船、月近くの拠点など、役割のちがう乗り物を組み合わせて行く
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月で学んだことは、火星などもっと遠い宇宙への練習にもなる
きょうのナゾ

ねえ、月の氷って、ちゃんと使えるものなの? まだ誰にもわからないの?

うん。どこにどれだけあって、安全に取り出せるのかは、これから調べていくんだよ

答えを探している途中なんだね。見つかるのが楽しみ!
つぎはこれ!
おとなメモ(おうちの方・先生へ)
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アルテミス計画は単一の打ち上げではなく、NASAが主導し各国・民間企業などと進める複数のミッション、宇宙機、月面活動からなる長期計画です。公開時点のミッション名・搭乗者・実施時期・目的は、公開前に一次情報で必ず更新確認してください。
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「人をふたたび月へ送る」は目標であり、本文でも実施済みの成果と将来の予定を分けて記しています。日程は技術・安全・運用上の理由で変更されうるため、固定した未来の日付は置いていません。
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月の南極付近では、永久影などで水氷が確認された場所があります。ただし、氷の分布や量、永久影のレゴリス中での状態には不確実性があり、容易に採取・飲用・燃料化できるとは限りません。「かき氷」はあくまでみいの想像上のギャグです。
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ゲートウェイは月面に建つ基地ではなく、月を回る軌道上に作る小さな宇宙ステーションです。研究、宇宙船のドッキング、月面活動の支援などを行う計画で、いつも人がいる「休けい所」とは限りません。
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「ねこ換算」は、地球と月の中心間の平均距離384,400kmを、鼻先からしっぽの先まで約50cmのねこで割った概算です(384,400km ÷ 0.5m ≒ 7億6,880万匹)。1秒に1匹なら約24.4年なので、本文の「約7億7,000万匹」「約24年」はこの仮定での丸めです。
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「月は火星への練習場所」は、月での長期滞在・生命維持・通信・電力・現地資源利用などの経験が、将来の有人深宇宙探査に役立つという意味です。月から火星へ直接出発する計画や、火星有人探査の実施が確定したことは意味しません。
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アポロ計画とアルテミス計画は、技術・国際協力の形・目指す月面活動の範囲が異なります。一方で月面環境や着陸の難しさなど共通する課題もあるため、「今なら簡単」という印象を与えないよう本文でも慎重な表現にしています。
参考にした資料
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NASA — Artemis: https://www.nasa.gov/humans-in-space/artemis/
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NASA — Moon to Mars Architecture: https://www.nasa.gov/moontomarsarchitecture/
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NASA — Gateway: https://www.nasa.gov/mission/gateway/
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NASA — Moon: https://science.nasa.gov/moon/
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JAXA 有人宇宙技術部門 — 国際宇宙探査: https://humans-in-space.jaxa.jp/future/
(最終更新日: 2026-08-11)